「クレンジングって言ったらオイルクレンジングでしょ!」といった感じで、何気なくオイルクレンジングを使っている人はとても多いと思います。実際、口コミサイトのランキングなどをみても、上位のクレンジングはほとんどがオイルタイプのものです。お気に入りのクレンジングが見つかると皆さんはそれをずっと使い続けると思うのですが、実はこれはやめたほうがいいんです。その理由をわかりやすく解説してみます。
日本には四季があるから
日本の魅力として、「四季があること」とよく言われますよね。たしかに四季はいいものです。でも、四季があるということは気温差があるということです。日本は極端に四季の色合いが強い国で、地域によっては1年の間で30度も気温差があったりするのが普通です。気温が高くなると一般的に湿度も高くなり、汗をかきやすくなるのでメイクが濃くなったりします。一方、気温が低くなる冬場は汗をかきにくくなりますから、メイクは薄くなりがちです。メイクが薄いのにクレンジング力の高いオイルクレンジングを使うとお肌に負担がかかるので、これでは乾燥が強くなってしまい、お肌の乾燥が加速してしまいます。
季節に合わせることが大事
基本的に乾燥する時期には、潤い力の高いミルクタイプやクリームタイプなどを選んであげるといいです。もともと脂性肌で潤い力の高いものが苦手という方でも、多少の保湿ケアは必要になってきますので、さっぱり感は高いけど乾燥を加速させにくいジェルタイプを選んであげるといいでしょう。
逆に夏場など暑くなる時期はメイクが濃くなりがちなのでクレンジング力の高いオイルクレンジングでいいです。ただし、オイルクレンジングはお肌に大きな負担となってしまいますので、目元のメイクだけ、という形で部分的に使ってあげるのが理想です。お肌全体はミルクタイプやクリームタイプにして、目元だけオイルクレンジングを使うのといいでしょう。
2〜3種類を使い分けましょう
季節によって使い分けてあげるといい、といいましたが、「1年中2〜3種類のクレンジングを部位別によって使い分ける」という方法もアリです。例えば、どうしても濃いメイクをしないといけない日はアイメイクをしっかりとする代わりに、目元のメイク落としだけオイルクレンジングを使うことにし、その他の部位についてナチュラルメイクで済まし、クレンジングもミルクタイプやクリームタイプなど負担の少ないものを使うようにするといいです。本当のことをいうと、濃いアイメイクも特別な日だけにしてあげたいものです。
関連記事