「私って敏感肌なんですよぉ」と可愛らしく語る女性ってたまにいますが、私はもうそんなふうに可愛く語る余裕のないほどの敏感肌です。だから、化粧品を選ぶときには人一倍気を遣わないといけませんし、そのおかげといったら変ですが、添加物など成分に対して詳しくなっていたりします。クレンジングは基礎化粧品の中でも特にお肌にかかる負担が大きいので、敏感肌の方は選ぶときに特に気を遣ってあげたいです。そこでここでは敏感肌の私も実践しているクレンジング選びの注意点をお教えしちゃいます。
石油系界面活性剤を含むクレンジングを避ける
私はオイルクレンジング否定派です。その理由は、オイルクレンジングの多くに石油系界面活性剤が含まれ、この成分はお肌が乾燥させやすくしてしまうからです。メイクを落とすことばっかり考えがちなので、洗浄力だけでクレンジングを選びがちですが、洗浄力が高いオイルクレンジングなどは皮脂がとられすぎてお肌は乾燥へ向かいます。乾燥はニキビやハリ不足、30代以降はシワやシミ、くすみなどの原因にもなるのでオイルクレンジングはお肌にとって大敵なのです。もちろん、オイルクレンジングを全く使わないわけではありません。ダメなのは石油系界面活性剤が入っているから。それでも、使うとしても濃いアイメイクをした特別な日だけで、普段はほとんど使いません。他にも、着色料や合成香料、鉱物油、紫外線吸収剤、エタノール、パラベンなども含まれていないほうが安心して使えます。
ミルクタイプやクリームタイプを選ぶ
これは人によって大きく分かれてしまうのですが、ある程度、年齢を重ねてくると若い頃と比べてメイクが濃くなるタイプと薄くなるタイプの2タイプがいると思います。敏感肌であれば濃いメイクからは卒業しなければなりません。いつまでも濃いメイクをしているとオイルクレンジングを使う羽目になり、お肌の乾燥がより一層強くなってしまいます。普段のメイクは薄く済ませ、多少、洗浄力が低くても保湿力の高いミルクタイプやクリームタイプのクレンジングを使ったほうが、いつまでも若々しいお肌をキープすることができます。敏感肌にとっては肌トラブルも起こりにくくなります。
W洗顔不要のクレンジングを選ぶ
クレンジングには大きく分けるとクレンジング後に洗顔が必要なものと、クレンジング後に洗顔がいらないW洗顔不要のものがあります。(W洗顔とは、クレンジングの後に洗顔を必要とすることをいいます)敏感肌におすすめなのはW洗顔不要のものです。クレンジング後に洗顔が必要になるとお肌に負担がかかってしまい、肌トラブルに悩まされやすくなるからです。敏感肌の方ならきっと経験があるはずです。
これを覚えておいて!
実はポイント1(石油系界面活性剤が含まれていない)とポイント3(W洗顔が不要)この2つの条件を満たしているクレンジングってすごく少ないのです。石油系界面活性剤が入っていないと洗浄力が弱いのでW洗顔が必要になり、W洗顔が不要だと洗浄力を必要とするため石油系界面活性剤を含まないといけない、という矛盾状態にあります。これは、石油系界面活性剤が含まれていないと、メイクの油性汚れと水性汚れを一緒に落とすことができないからだと言われています。
石油系界面活性剤を使わず、かつ、W洗顔が不要、この条件を満たしているのが、他でもない『マナラホットクレンジングゲル』だったのです。
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